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BIOSアップデートは必要?Intel第13・第14世代CPUで更新すべきケースと初心者向け注意点

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BIOSアップデートは必要?

BIOSは更新した方がいい?失敗を防ぐために知っておきたい判断基準

「BIOSを最新にした方がよいと聞いた」
「Intel第13・第14世代CPUを使っているので不安」
「更新してパソコンが起動しなくならないか心配」

BIOSアップデートについて調べると、 「すぐに更新すべき」という意見と、 「問題がなければ触らない方がよい」という意見の両方が見つかります。

結論からお伝えすると、 すべてのパソコンで、常に最新BIOSへ更新しなければならないわけではありません。

ただし、Intel第13・第14世代CPUの不安定化対策など、 使用中のパソコンに関係する重要な修正が含まれている場合は、 BIOSアップデートを検討する必要があります。

本記事では、BIOSとは何か、どのような場合に更新が必要なのか、 更新前に確認しておきたい注意点を、パソコン初心者の方向けに分かりやすく解説します。

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BIOSとは?パソコンを動かすための基本的な仕組み

BIOSは、パソコンの電源を入れた直後に動き始める、 本体を制御するための基本的なプログラムです。

CPU、メモリ、SSD、グラフィックボードなどを確認し、 その後にWindowsを起動する役割があります。

そのため、BIOSに問題が起きると、次のような症状が出ることがあります。

  • 電源は入るが画面が映らない
  • メーカーやマザーボードのロゴから進まない
  • Windowsが起動しない
  • 新しく取り付けたCPUやメモリを認識しない
  • 突然の再起動やフリーズが発生する

BIOSアップデートとは、この基本プログラムを新しい内容へ更新する作業です。

BIOSアップデートは必ず必要?

BIOSは、Windows Updateのように、 更新が公開されるたびに必ず適用するものではありません。

現在のパソコンが安定して動作しており、 公開されている更新内容がご自身の環境に関係しない場合は、 急いで更新する必要がないこともあります。

一方で、次のような場合はBIOSアップデートを検討する価値があります。

  • CPUの不具合や安定性を改善する更新が公開された
  • セキュリティ上の問題を修正する更新が公開された
  • 新しいCPUへ交換するために対応BIOSが必要
  • メモリや周辺機器の相性を改善する内容が含まれている
  • メーカーから更新を行うよう案内されている
  • 現在発生している症状に関係する修正が含まれている

大切なのは、単に「最新だから更新する」のではなく、 更新内容が自分のパソコンに必要かを確認することです。

Intel第13・第14世代CPUではBIOS更新が推奨されています

Intel第13・第14世代の一部デスクトップ向けCPUでは、 動作が不安定になる問題が公表されています。

対象CPUを使用している場合、 Intelはマザーボードメーカーが提供する最新BIOSと、 Intelの標準設定を使用するよう案内しています。

対策済みBIOSには、CPUへ不適切な電圧がかかるリスクを抑えるための 修正プログラムが含まれています。

Core i7-13700K、Core i9-13900K、Core i7-14700K、 Core i9-14900Kなど、対象となるCPUを使用している場合は、 ご使用中のマザーボードに対応した最新BIOSを確認しておくことをおすすめします。

ただし、型番が対象だからといって、必ず故障しているわけではありません。

現在正常に動作している場合は、データをバックアップしたうえで、 正しい手順によるBIOS更新を検討します。

症状が出ている場合は、無理にBIOS更新をしないでください

次のような症状がすでに発生している場合は、 BIOS更新を最初の対処として無理に実行しないことが大切です。

  • 電源は入るが画面が真っ暗
  • ゲームやソフトが頻繁に落ちる
  • ブルースクリーンや突然の再起動が増えた
  • Windowsが起動しない
  • パソコンが途中で固まる
  • BIOSアップデートを開始できない
  • 更新途中で停止してしまった

不安定なパソコンでBIOS更新を始めると、 更新途中で電源が切れたり、フリーズしたりする危険があります。

また、Intel第13・第14世代CPUの問題で、 すでにCPU自体の状態が悪化している場合は、 最新BIOSへ更新しても元の正常な状態へ戻らないことがあります。

症状が出ている場合は、 CPU、メモリ、電源、グラフィックボード、マザーボードなどを診断し、 故障箇所を確認してから対応を決める方が安全です。

BIOS更新前に確認しておきたい6つのこと

1.大切なデータをバックアップする

BIOSアップデートは、通常であれば写真や文書を消去する作業ではありません。

しかし、更新に失敗してWindowsが起動しなくなる可能性を考え、 大切なデータは外付けHDDやクラウドなどへ保存しておきましょう。

2.BitLocker回復キーを確認する

BIOS更新後、パソコンによっては BitLocker回復キーの入力を求められる場合があります。

回復キーが分からないとWindowsを開けなくなる可能性があるため、 Microsoftアカウントなどに保存されていることを事前に確認します。

3.パソコンやマザーボードの正確な型番を確認する

BIOSファイルは、機種やマザーボードごとに異なります。

名前が似ていても、型番や仕様が異なれば使用できないことがあります。 自作PCの場合はマザーボードの型番、 メーカー製PCの場合はパソコン本体の正確な型番を確認してください。

4.必ずメーカー公式サイトから入手する

BIOSファイルは、パソコンメーカーまたは マザーボードメーカーの公式サポートページから入手します。

個人サイトや不明なダウンロードサイトから入手したファイルは、 使用しないでください。

5.安定した電源を確保する

BIOS更新中に電源が切れると、パソコンが起動しなくなる可能性があります。

ノートパソコンはACアダプターを接続し、 デスクトップパソコンも電源ケーブルが抜けない状態で作業します。

6.現在のBIOS設定を確認しておく

BIOS更新後は、設定が初期状態へ戻る場合があります。

起動ドライブの順番、メモリ設定、ファン設定などを変更している場合は、 更新前に画面を撮影しておくと確認しやすくなります。

BIOS更新で絶対に避けたいこと

  • 型番が似ている別製品のBIOSを使用する
  • 非公式サイトからファイルをダウンロードする
  • 更新途中で電源を切る
  • 更新中にUSBメモリを取り外す
  • フリーズや再起動が多い状態で更新を始める
  • 内容を確認せず古い版やベータ版を繰り返し試す
  • BIOS設定を無計画に変更する

BIOS更新中は、画面が一時的に消えたり、 パソコンが複数回再起動したりする場合があります。

時間がかかっているように見えても、 メーカーの案内がない限り、途中で電源を切らないでください。

自分のパソコンに必要なBIOSか確認する方法

BIOSを更新する前に、メーカー公式ページの更新内容を確認します。

更新内容には、次のような説明が記載されています。

  • CPUの安定性を改善
  • CPUマイクロコードを更新
  • セキュリティ上の問題を修正
  • メモリ互換性を改善
  • 新しいCPUに対応
  • 特定の起動不良を改善

現在のパソコンに関係する内容であれば、更新を検討します。

反対に、現在使用していないCPUへの対応追加など、 ご自身の環境に関係しない内容だけであれば、 急いで更新しなくてもよい場合があります。

BIOSアップデートに失敗するとどうなる?

BIOS更新が正常に完了しなかった場合、 次のような症状が発生することがあります。

  • 電源は入るが画面が映らない
  • マザーボードのロゴが表示されない
  • Windowsが起動しない
  • 更新画面から先へ進まない
  • 電源のオン・オフを繰り返す

BIOS更新後に起動しなくなった場合は、 異なるBIOSファイルを次々に試したり、 電源の強制終了を繰り返したりしないでください。

マザーボードによっては復旧機能が用意されていますが、 操作方法は製品ごとに異なります。

状態を悪化させる前に、使用したBIOSのバージョンと マザーボード型番を控えて修理店へご相談ください。

Core i7-13700K搭載PCでBIOS更新を試した後に起動しなくなった事例

きむらパソコンでは、 Intel Core i7-13700KMSI MPG Z790 EDGE WIFIを搭載した自作PCについて、 画面が映らず、Windowsも起動しないというご相談がありました。

お客様はBIOSアップデートを試されましたが、 正常に実施できず、その後は起動できない状態となっていました。

当社でCPU、メモリ、グラフィックボード、 マザーボードなどを確認した結果、CPU側の不具合を確認しました。

お客様のご希望により、不安定化問題の影響を受けない世代のCPUへ交換し、 正常に起動できる状態へ復旧しています。

詳しい診断内容と修理の流れは、以下の修理事例をご覧ください。

Core i7-13700K搭載自作PCが画面真っ暗・起動しない症状をCPU交換で修理

BIOSを更新するべきか迷っている方へ

BIOSアップデートは、正しく実施すれば、 パソコンの安定性や安全性を改善できる重要な作業です。

しかし、すでに起動不良やフリーズが発生している場合や、 マザーボードの型番が分からない場合は、 無理にご自身で作業を進めないことをおすすめします。

きむらパソコンでは、自作PC・BTOパソコン・メーカー製PCの BIOS確認、BIOSアップデート、起動不良診断、CPU診断に対応しています。

「自分のPCに更新が必要か分からない」
「Intel第13・第14世代CPUを使っている」
「BIOSを更新しようとしたが起動しなくなった」

このような場合は、マザーボード型番と現在の症状をお知らせください。 パソコンの状態に合わせて、必要な対応をご案内します。

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