
使い慣れた旧型iMacを買い替えずに復旧―故障したHDDをSSD化し、データもそのまま取り戻しました
東京都八王子市四谷町のお客様より、
Apple iMac(21.5-inch, Late 2015)A1418の修理をご依頼いただきました。
今回は、当社の看板をご覧いただいたことがご相談のきっかけです。
症状は、電源を入れるとAppleのリンゴマークまでは表示されるものの、
プログレスバーが途中で止まり、その先へ進まないというものでした。
お客様が特に気にされていたのは、
「長年使ってきたiMacなので、できれば買い替えずに直したい」
「中に保存しているデータも必要」
という点です。
診断の結果、原因は内蔵ハードディスクの故障。
そこで今回は、故障したHDDをSSDへ交換するとともに、保存されていたデータを復旧。
正常に起動できる状態へ修理しました。
リンゴマークは出るのにプログレスバーが途中で止まる
iMacの電源を入れるとAppleロゴが表示され、その下にプログレスバーが表示されます。
今回のA1418では、このバーが途中まで進んだところで停止し、
ログイン画面まで到達できませんでした。
この症状では、HDD・SSDなどストレージの故障、macOSの破損、
ファイルシステムの異常、ロジックボードなど、複数の原因が考えられます。
「リンゴマークで止まる=OSを入れ直せば直る」と決めつけず、
まず原因を診断することが重要です。
今回のiMacでは、診断の結果、内蔵HDDの故障が起動できない原因となっていました。
iMac Late 2015はAppleのメーカー修理が終了
Appleの公式情報では、iMac(21.5-inch, Late 2015)は現在、
オブソリート製品に分類されています。
オブソリート製品は、Appleによるハードウェア修理サービスが終了しているため、
「Appleでは修理できなかった」
「古いiMacなので買い替えを案内された」
という方もいらっしゃいます。
しかし、メーカーで修理受付が終了したことと、
そのiMac自体が絶対に修理できないことは同じではありません。
今回のようにHDDが原因であれば、故障状態を確認したうえで、
SSDへ交換して再び使用できる場合があります。
故障したHDDをSSDへ交換して旧型iMacを高速化
今回の修理では、故障した内蔵HDDを取り外し、SSDへ換装しました。
HDDからSSDへ交換すると、故障修理だけでなく、
起動時間やアプリの立ち上がり、ファイル読み込みなどが改善する場合があります。
「古いiMacだから遅い」と思っていても、
実際にはHDDがボトルネックになっているケースがあります。
大切なデータも復旧し、使い慣れた環境へ
今回のお客様にとっては、iMac本体が動くようになるだけでは十分ではありません。
長年使用してきたパソコンには、写真や書類など大切なデータが保存されていました。
そこで今回はSSD交換だけでなく、故障したHDDから必要なデータを復旧し、
新しいSSD側へ移行しました。
お客様からは、
「いままで通りのデータと使用感が戻ってきた。
さらにスピードも上がっていて、新品で買ったときより使いやすくなった」
とのお言葉をいただきました。
使い慣れたiMacを処分せず、必要なデータを残したまま再び使用できるようになったことが、
今回の修理の大きなポイントです。
iMacのSSD交換は液晶パネルの取り外しが必要
A1418を含む薄型iMacは、一般的なデスクトップPCと異なり、
背面カバーを簡単に外してHDDを交換する構造ではありません。
内部ストレージへアクセスするには、接着されている液晶パネルを慎重に取り外す必要があります。
今回も、ガラス・液晶パネルを破損させないよう慎重に分解し、
HDD交換と内部作業を行いました。
iMacは液晶自体も高価な部品です。
SSD交換を目的に無理に分解し、画面を破損してしまうと修理費用が大きくなる可能性があります。
分解に不安がある場合は、iMacの修理実績がある専門店へのご依頼をおすすめします。
古いiMacは修理するべき?買い替えるべき?
旧型iMacの場合、すべての機種を修理した方がよいとは限りません。
iMac(21.5-inch, Late 2015)が正式に対応する最終macOSはmacOS Montereyです。
「最新のmacOSやアプリが必要」
「動画編集などでもっと高い性能が必要」
という場合は、新しいMacへの買い替えを検討した方がよい場合があります。
一方、
「現在の使い方では性能に不満がない」
「長年使っている環境を変えたくない」
「保存しているデータを取り戻したい」
といった場合は、修理して使い続ける方法があります。
年式だけで買い替えを決めるのではなく、
故障箇所・用途・必要なデータ・修理費用を確認して判断することが大切です。
全国から旧型iMacの配送修理に対応
「Appleでは修理受付が終了していた」
「近くにiMacを修理できる店がない」
「リンゴマークのままプログレスバーが動かない」
「データを残してSSDへ交換してほしい」
といった場合もご相談ください。
きむらパソコンでは、店舗への持込修理だけでなく、
全国からiMac・MacBookなどApple製品の配送修理にも対応しています。
機種、症状、データの必要性などを確認したうえで、
現在のiMacを修理して使い続けられるか診断いたします。
古いiMacだからと処分する前に、まずは一度ご相談ください。
担当よりお客様へ
この度は、大切なiMacの修理を当社へお任せいただき、
誠にありがとうございました。
今回は内蔵HDDの故障が原因で正常に起動できない状態でしたが、
SSDへ換装し、必要なデータも復旧することができました。
以前の環境を取り戻しながら、SSD化によって操作速度も改善し、
再び快適にお使いいただける状態になったことをうれしく思います。
引き続き安心してご利用いただけるよう、
何かございましたらいつでもサポートいたします。
