北海道北見市の法人様より
「I-O DATA LANDISK HDL2-A2.0をRAID 0で運用していた。
突然『RAIDが崩壊しました』というメッセージが表示され、
データにアクセスできなくなってしまった。
I-O DATA LANDISK HDL2-A2.0本体からも気になる音がする」
というデータ復旧のご相談をいただきました。
「ただのRAID崩壊なら良いのだけれど…」という淡い期待を抱きつつ、
I-O DATA LANDISK HDL2-A2.0を送りいただきました。
早速到着したLANDISKを診断してみると、
確かにRAID 0、しかも1台のHDDを認識していない状態です…
RAID 0は複数台のHDDにデータを分散して保存します。
そのため、データの読み書きの速度は著しく向上するのですが、
1台でもHDDが故障しただけですべてのデータが失われてしまうという
難点があります。
ファイルサーバとしては、RAID 0での運用は正直オススメできません…
I-O DATA LANDISK HDL2-A2.0を分解してHDDを取り出してみると、
Seagate ST1000DM003×2台で構成されています。
経験上、Seagate ST1000DM003もデータ復旧のご依頼が多く、
故障の多いHDDだと言わざるを得ません。
2台のディスクを調べますと、
1台のHDDから「ジキッジキッ」と異音がして全く認識できません。
もう1台のHDDは障害なく健常な状態です。
HDDの物理故障になりますのでSeagate ST1000DM003を分解し、
内部を診断したところ、HDDの磁気ヘッド部分に故障が見られました。
近年の大容量HDDの磁気ヘッド交換は大変ですが、
無事、Seagate ST1000DM003が認識できるようになりました。
Seagate ST1000DM003が2台とも認識できるようになったところで、
RAID再構築(リビルド)を実施、ほぼ100%のデータの復元に成功しました。
BUFFALO TeraStation・LinkStationおよびI-O DATA LANDISKなど、
RAID 0で運用しているネットワーク対応HDD(NAS)が壊れても、
当社なら問題なく復旧できます。
突然のRAID崩壊でお困りの法人様はぜひご相談ください!
I-O DATA LANDISK HDL2-A2.0およびSeagate ST1000DM003のデータ復旧は、
【横浜、川崎のパソコン修理&データ復旧なら株式会社きむらパソコン】
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