神奈川県川崎市麻生区のお客様より
「BUFFALO DriveStation HD-LB1.0TU2を突然認識しなくなった。
分解して内蔵されているHDD(Western Digital WD10EARS-00Y5B1)を取り出し、
変換ケーブルを使ってパソコンと接続したが、HDDの動作音すらしない。
今まで撮影した写真のデータが入っているのでなんとしても復旧したい」
というデータ復旧のご相談をいただきました。
経験上、BUFFALO DriveStation HD-LB1.0TU2は非常に故障が多いです。
内蔵HDDとして使用されているWestern Digital WD10EARS自体に
トラブルが生じているケースが多く見受けられます。
Western Digital WD10EARSは、
「キャッシュ容量を32MBから64MBに倍増、新技術『Advanced Format』採用」
ということを売りに、2009年年末に発売されました。
(余談ですが、自分もWestern Digital WD10EARSの性能に惹かれて発売月に
2台購入しましたが、両方ともすぐに壊れてしまいました。苦々しい思い出です…)
当社でもBUFFALO DriveStation HD-LB1.0TU2を分解し、
Western Digital WD10EARS-00Y5B1に電源を入れてみましたが、
やはりHDDがスピンアップできずに音がしない状態です。
HDDの物理故障になりますので、当社で同型モデルを用意し、
HDDの固有情報を書き換えた上で部品移植を行いました。
「同一モデルを用意して部品交換」と聞くと簡単そうに思えるかも知れませんが、
最近のHDDは部品同士で整合性をチェックする仕組みになっていますので、
単に同一モデルの部品を入れ替えただけではロックがかかってしまいます。
そうなると、最悪データの復元ができなくなってしまいますのでご注意ください。
部品交換をしたことでWestern Digital WD10EARSの認識には成功しましたが、
今度は不良セクタ(ディスクの損傷によりデータを記録できないセクタ)が
発生しています。
不良セクタもあわせて修復し、Western Digital WD10EARSのデータ復元は
無事完了しました。
Western Digital WD10EARSは、低速病など本当にトラブルが多いですね…
低速病などのトラブルも問題なく解決できますのでご相談ください。
BUFFALO HD-LB1.0TU2やWestern Digital WD10EARSのデータ復旧は、
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