看板をきっかけにご相談いただきました
今回は、看板をご覧になったことをきっかけに、
NEC ワープロ「文豪」シリーズの修理をご依頼いただきました。
ご相談いただいたのは、横浜市青葉区もえぎ野にお住まいのお客様。
毎年の年賀状印刷に長年使い続けてこられた大切なワープロが、
年末を前に不調を起こしてしまったとのことでした。
ご依頼いただいた機種と症状
今回お預かりしたのは、以下の2台です。
- NEC ワープロ 文豪 JX-A500
- NEC ワープロ 文豪 JX-S500
① 文豪 JX-A500 の症状
- キーボードの一部キーが反応しない
② 文豪 JX-S500 の症状
- 液晶が溶けて映らない
特に②の症状については、
「ビネガーシンドローム」と呼ばれる、古い液晶機器特有のトラブルが発生していました。
ビネガーシンドロームとは?
ビネガーシンドロームとは、
液晶内部の偏光フィルムが経年劣化により化学変質を起こし、
- 画面が暗くなる
- 映像がほとんど見えなくなる
- 液晶が黒ずんで見える
といった症状が現れる現象です。
特に1990年代〜2000年代初頭のワープロ・液晶機器で多く見られ、
液晶パネルそのものが壊れているわけではないのが特徴です。
修理にあたってのご不安
お客様が一番心配されていたのは、
- あまりにも古い機種だが修理できるのか
- 部品がもう手に入らないのではないか
- 年賀状印刷に間に合うのか
という点でした。
実際、文豪シリーズはすでにメーカー修理も終了しており、
「修理不可」と断られてしまうケースも少なくありません。
当社で行った修理内容
交換用の純正部品がすでに流通していないため、
部品の確保・選定には非常に苦労しましたが、以下の対応を行いました。
① 文豪 JX-A500
- キーボード交換を実施
- 全キー入力チェックを行い正常動作を確認
② 文豪 JX-S500
- 液晶パネルの偏光フィルム交換
- ビネガーシンドロームを改善
- 表示状態・視認性を確認
どちらの機種も、年賀状作成・印刷に問題なく使用できる状態まで復旧しています。
お客様のご感想
「一週間以内に修理が完了し、年賀状印刷に間に合って本当に助かりました」
と、安心されたご様子でお喜びいただけました。
担当者より
年数の経過した機種のため、修理が可能かどうかご不安だったかと思いますが、
無事に修理が完了し、私どもも安心しております。
これからも年賀状作成など、
慣れ親しんだ環境で引き続きご利用いただけましたら幸いです。
「もう修理できないかも」と思われる機器でも、まずは一度ご相談ください。
