
2台のSOLOSHOTから部品を選別し、動作品1台を完成させた修理事例
今回は、スポーツ撮影や自動追尾撮影で使用される
ロボットカメラシステム「SOLOSHOT3」 の修理事例をご紹介します。
SOLOSHOTは構造が非常に特殊なため、
「修理を断られた」「対応できる業者が見つからない」
というご相談が多い機器です。
本事例では、2台ともに不具合を抱えた状態でのお持ち込みでしたが、
それぞれの状態を見極め、部品を組み合わせることで動作品1台を復旧しました。
ご依頼の背景と症状
お客様は東京都渋谷区西原にお住まいで、
インターネット検索を通じて当社の修理実績をご覧になり、ご相談いただきました。
お持ち込みいただいたSOLOSHOT3は2台あり、症状は以下の通りでした。
- 1台:電源が入らず、起動しない
- もう1台:上部の駆動部の動作に異常がある
両方ともそのままでは使用できない状態でしたが、
少なくとも1台を実用レベルで復旧したいというご要望を受け、修理方針を検討しました。
SOLOSHOT修理が難しい理由
SOLOSHOTは一般的なカメラや家電とは異なり、
- ロボット駆動部を含む複雑な内部構造
- 専用設計の基板・機構部品
- メーカー修理・部品供給が事実上困難
といった特徴があり、修理対応できる業者が非常に限られています。
今回のように2台とも不具合がある場合、
状態を見誤るとどちらも使えなくなるリスクがあるため、慎重な判断が必要です。
今回の修理内容 2台から1台を完成させる判断
当社では、2台それぞれの状態を詳細に診断したうえで、
- 起動不良個体の使用可能部品
- 駆動部不具合個体の健全部品
を選別し、部品移植によって動作品1台を完成させる方針としました。
SOLOSHOTは部品の組み合わせが非常にシビアなため、
- 移植部品の相性確認
- 駆動制御の動作チェック
- 組み上げ後の追尾・回転動作確認
を一つずつ検証しながら、慎重に作業を進めました。
最終的に、撮影用途として問題なく使用できるSOLOSHOT動作品1台の復旧を確認しています。
担当者より
この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。
SOLOSHOTは修理対応できる業者が少なく、「壊れたら終わり」と思われがちですが、
状態や組み合わせ次第で実用復旧できるケースもあります。
当社では、カメラ・特殊機器を専門に扱う担当者が在籍しており、
今回のような部品選別・移植修理にも対応しています。
SOLOSHOTの起動不良や駆動部トラブルでお困りの方は、諦める前にぜひ一度ご相談ください。
