東京都八王子市のお客様より
「DELL Inspiron 15 3511の液晶画面が開閉ができない。
パソコンを開こうとすると、フレームや画面の一部が浮き上がって、バキバキと音を立てている」
というパソコン修理のご依頼をいただきました。
液晶ヒンジ故障は、
パソコンの液晶側とキーボード側をつなぐ「液晶ヒンジ部分」をとめる
ネジ穴部分のプラスチックが破損することによって起こります。
ただ、液晶ヒンジがよく壊れる機種は特定の一部に集中しているため、
設計上の強度不足が原因であることは否めません…
店舗にお持ち込みいただいたパソコンを診断したところ、
液晶画面右側のヒンジが破損している状態でした。
ヒンジ故障で多いのが、利き手側の破損です。
ノートパソコンの開閉時にかかる負荷は意外と強く、パソコンを開閉する度に10kg~15kg程度の力が
接続部にかかっているような状態です。
グルーガンやプラリペアで破損部を補修する方法もありますが、
ヒンジ部分にかかる負荷を考えると不安があります。
そのため、今回はボルトナットを使用したボルト留めでパソコン修理を行いました。
ボルトナットを使用する方法は、本体の外観を損なわないようパソコン本体フレームに直接穴をあけ、
ボルトで固定するという修理方法です。
液晶ヒンジをボルトで固定する修理法は、破損したフレーム部分の交換とは異なり、
購入時よりさらに頑強になるため、再発はほぼ起こりません。
しっかりとノートパソコンの液晶と本体を固定することができました。
ヒンジ部分にはさまざまなケーブルが通っており、ヒンジ故障を修理せず使用を続けると、
ケーブルが断線するだけでなく液晶パネルやマザーボード・他の基板の故障、天板の破損など
につながる可能性があります。
ヒンジ部分が割れたり浮いたりしてきている場合には、早急にパソコンを修理しましょう!
パソコンを開けるとフレームや液晶画面が浮いてしまう液晶ヒンジ故障修理は、
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