ファン全開・CPU約90℃―ネット購入PCを大型空冷クーラー+SSD容量アップで安定化
横浜市戸塚区汲沢町のお客様より、
Amazonで購入された
自作・BTO系デスクトップパソコン
の修理をご依頼いただきました。
今回はインターネット検索をきっかけに
当社を見つけていただき、
配送修理で
パソコンをお送りいただきました。
症状は、
「ファンが高速回転する」
「使用中に電源が落ちる」
「SSDの容量もいっぱいになっている」
というものでした。
お客様が特に心配されていたのは、
CPUファンだけの問題なのか、
高温状態によってマザーボードやSSDなど
他のパーツにも異常が及んでいないかという点でした。
また、購入後にサポートへ問い合わせても
連絡が取れず、
修理先を探されていたとのことです。
何もしていないのにCPU温度が約90℃
お預かりしたPCを確認すると、
IntelのリテールCPUクーラーが
装着されていました。
しかし、
CPUクーラーを固定するピンが緩んでおり、
クーラーがCPUへ十分に密着していない状態でした。
そのため、
ゲームなどの高負荷作業を行っていない状態でも、
CPU温度は約90℃
まで上昇していました。
CPUクーラーが正しく密着していないと、
CPUで発生した熱を十分に逃がせません。
温度が上がるとファンは冷却しようとして
高速回転し、
それでも温度を下げられなくなると、
パーツを保護するため
電源が落ちる場合があります。
大型空冷CPUクーラーへ交換し、約30℃前後まで改善
今回はリテールクーラーを
再固定するだけではなく、
今後ゲーム用途でも安定して使用できるよう、
冷却能力に余裕のある大型空冷CPUクーラー
へ交換しました。
交換後にCPU温度を確認すると、
アイドリング時は約30℃前後まで安定しました。
さらに高負荷をかけた状態でも
温度と動作を確認し、
以前のように電源が落ちる症状は
発生しなくなりました。
ゲーミングPCの場合は、
通常起動できるだけではなく、
高負荷状態でも安定して動作できるか
を確認することが重要です。
「電源が落ちる=電源ユニット故障」とは限りません
突然電源が落ちる症状では、
電源ユニットを疑う方も多いと思います。
しかし、
CPUの異常発熱、
CPUクーラーの故障や固定不良、
GPU、マザーボード、メモリ、
電源ユニットなど、
複数の原因が考えられます。
そのため、
症状だけを見て部品を購入するのではなく、
どの部位に異常があるのかを
一つずつ切り分けること
が大切です。
今回もCPUクーラーだけを見て終わりではなく、
他の主要パーツへ異常が及んでいないかも
確認したうえで修理を行いました。
SSDは500GBから1TBへ―Windows・データはそのまま移行
もう一つのお悩みが、
SSDの容量不足でした。
搭載されていた500GB SSDは
空き容量が少なくなっており、
今後ゲームやデータを追加していくには
余裕がありませんでした。
そこで今回は、
500GB SSDから1TB SSDへ容量アップ
しました。
旧SSDに入っていた
Windows、アプリ、ゲーム環境、
設定、保存データなどを
新しい1TB SSDへ移行しました。
修理前と同じ使用環境を維持しながら、
SSD容量だけを増やしています。
SSDには冷却用ヒートシンクも追加
SSDについては容量アップだけではなく、
温度上昇を抑える目的で
冷却用ヒートシンクも追加しました。
高性能なPCでは、
CPUやGPUだけではなく、
SSDなどのストレージも発熱します。
今回は、
CPUクーラー交換、
CPU温度改善、
SSD 500GBから1TBへの容量アップ、
システム・データの環境移行、
SSDヒートシンク追加まで行い、
安定して使用しやすい状態へ整えました。
Amazonなどネット通販で購入したBTO・自作PCでも修理できます
オンラインショップでは、
さまざまな販売者から
自作PCに近い構成のゲーミングPCが
販売されています。
オンライン購入自体に問題があるわけではなく、
価格・構成とも優れたPCもあります。
一方で販売者によって、
保証内容、問い合わせ方法、
修理窓口、使用しているパーツ、
購入後のサポートなどは異なります。
今回のお客様の場合は、
購入後に問い合わせをされても
サポート先と連絡が取れず、
修理先を探されていました。
PCを選ぶ際は価格やCPU・GPUの性能だけではなく、
「故障した時にどこへ相談できるか」
まで確認すること
をおすすめします。
価格だけではなく「安定して長く使える状態」へ
価格を抑えたBTOや自作系PCでも、
構成や状態が良ければ
快適に使用できる場合があります。
今回のPCも、
本体すべてを買い替える必要はありませんでした。
問題となっていた冷却部分を改善し、
容量不足だったSSDもアップグレードすることで、
今後もゲーム用途で使用できる状態へ整えました。
「安かったから仕方がない」と諦めるのではなく、
現在のPCをきちんと診断し、
必要な部分へ適切に手を入れること
が大切です。
全国から自作PC・BTO・ゲーミングPCの配送修理に対応
「ネット通販で購入したため近くに購入店がない」
「販売店のサポートへ連絡できない」
「どこが悪いのか分からない」
「CPU温度が高い」
「ゲーム中に電源が落ちる」
「SSDも同時に容量アップしたい」
といった場合もご相談ください。
きむらパソコンでは、
店舗への持込修理だけでなく、
全国から自作PC・BTO・ゲーミングPCの
配送修理
を受け付けています。
CPU・GPU・マザーボード・SSD・電源・冷却など、
現在の構成を確認しながら
原因を切り分けます。
遠方で持ち込みが難しい場合でも、
配送で診断・修理をご依頼いただけます。
大型GPUや重量のあるCPUクーラーを搭載している場合は、
発送前に構成や梱包方法についてご相談ください。
担当よりお客様へ
この度は、大切な自作パソコンの修理を
当社にお任せいただき、
誠にありがとうございました。
今回はCPUクーラーの固定状態に問題があり、
CPU温度が非常に高い状態となっていましたが、
大型空冷CPUクーラーへの交換によって
正常な温度まで改善することができました。
あわせてSSDも500GBから1TBへ容量アップし、
Windows・データ・現在の環境を保持したまま
移行しております。
ゲーム用途のパソコンは
長時間高い負荷がかかるため、
定期的な清掃や温度確認などの
メンテナンスも大切です。
引き続き安心してご利用いただけるよう、
何かございましたら
いつでもお気軽にご相談ください。
