
今回は、東京都狛江市にお住まいのお客様より、
SONY製ICレコーダー ICD-UX575F のデータ復旧のご依頼をいただきました。
■ ご相談内容
「ICレコーダーを誤って洗濯してしまい、電源が入らなくなった」とのこと。
microSDカードにはデータがなく、内蔵メモリに音声データが残っているはずとのことでした。
非常に大切な録音データが入っているということで、
「何としても復旧したい」との強い思いでご相談くださいました。
■ 当社を選んでいただいたきっかけ
インターネット検索で「ICレコーダー データ復旧」などを調べているうちに、
当社の修理実績をご覧いただき、信頼してご依頼いただいたとのことです。
数ある修理店の中から当社をお選びいただき、誠にありがとうございます。
■ 診断と復旧作業
分解して内部を確認したところ、洗濯による水分の侵入と基板の腐食が見られました。
この状態では電源が入らないのも当然で、通常の動作復旧は困難です。
しかし、今回はお客様のご希望が「内蔵メモリのデータを取り出すこと」でしたので、
基板上のメモリチップを直接解析し、データ復旧処理を実施しました。
非常に繊細な作業で、一度の失敗も許されない工程です。
細心の注意を払い、チップからデータを解析しました。
■ 復旧結果
結果は――
無事、音声データの復旧に成功!
破損もなく、すべての録音ファイルを確認できました。
お客様にも大変お喜びいただき、
「非常に大切なデータだったので、本当に助かりました」とのお言葉をいただきました。
■ 担当スタッフより
このたびはご依頼いただき、誠にありがとうございました。
ICレコーダーは構造が精密なため、水没後の処置を誤るとデータが失われるリスクがあります。
今回は大切な音声データを無事に復旧でき、スタッフ一同ほっとしております。
同じように「水に濡れたICレコーダー」「洗濯して電源が入らない」といった場合でも、
諦めずにご相談ください。
データ復旧の専門技術で、大切な記録を取り戻すお手伝いをいたします。
