インテルは11月18日、デスクトップPC向けの最新プロセッサ「インテル Core i7 プロセッサー」および、対応するチップセット「X58 Express」、システムボード「DX58SO」を正式発表した。製品はすでに出荷済み。Core i7は開発コード名「Nehalem」ファミリの最初の製品となる。4つのコアを搭載し、ハイパースレッディング機能を使うことで最大8スレッドを並列実行できる。共有3次キャッシュは8MB。SPECint_rate_2006は117となり、単一プロセッサで100を超えたのは初めてという。
4つの独立したコアのうち、1つ以上のコア・クロック速度を自動的に調整し、消費電力を増加させることなく、単一スレッドあるいはマルチスレッドのアプリケーションの処理速度を向上させるターボ・ブースト・テクノロジーを搭載した。
最上位のCore i7-965 Exstream Edition/3.2GHzが1000個ロット時の価格が10万2590円、Core i7-940/2.93GHzがは5万7720円、Core i7-920/2.66GHzが2万9170円。
今後、インテルはNehalemファミリとしてサーバ版、モバイル版も製品化の予定。